シンクロ日本2位発進 井村HC、得点伸びず「どうしてか」

[ 2016年3月6日 05:30 ]

チーム・テクニカルルーティンで演技する日本

 シンクロナイズドスイミングのリオデジャネイロ五輪世界最終予選は5日、同五輪会場のマリア・レンク水泳センターでチームのテクニカルルーティン(TR)が行われ、6大会連続の五輪出場を狙う日本(乾、三井、箱山、丸茂、中牧、小俣、中村、吉田)は92・0997点で2位だった。ウクライナが92・2855点でトップに立った。6日のフリールーティン(FR)との合計得点で上位3カ国が出場枠を獲得する。五輪に出場するのは8カ国で、すでに枠を獲得している5カ国は今予選に出場していない。

 五輪本番会場の屋外プールで、日本は力強い和太鼓のリズムに乗ってダイナミックな演技を見せた。だが得点は伸びず、井村ヘッドコーチは「93点は出てもおかしくない。どうしてか」と不満顔。最大のライバル、ウクライナに抜かれて悔しい2位発進となった。今大会は1位が目標。6日のフリーに向け、同コーチは「いつも通りやるだけ」と口元を引き締めた。

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2016年3月6日のニュース