五輪切符譲らない!美香 我慢の25位「自分との闘いだった」 

[ 2016年3月6日 05:30 ]

第3ラウンド、15番でバーディーパットを決めて笑顔の宮里美香

米女子ゴルフツアーHSBC女子チャンピオンズ第3日

(3月5日 シンガポール セントーサGC=6600ヤード、パー72)
 宮里美香(26=NTTぷらら)が4バーディー、2ボギーの70で回り通算3アンダーとし31位から25位に浮上した。野村敏京(23=フリー)は71で回り通算6アンダーとし9位から13位に後退した。横峯さくら(30=エプソン)は通算1アンダーの36位。宮里藍(30=サントリー)は通算5オーバーの51位。張(ジャン)ハナ(23=韓国)が通算12アンダーで単独首位に立った。

 宮里美は「ショットが良くてパットもしのいだのがあった。いかに我慢できるか、自分との闘いだった。それがしっかりできた」と満足げだ。

 前半、15番からの4ホールで3バーディーを奪った。パー3の17番ではバンカーからの2打目をカップに沈めた。野村の台頭で五輪代表争いが激化。世界ランキングは日本人最上位だが、安泰ではない。「選ばれたい思いは強い。五輪に出たときどう変わるかイメージしている」。日の丸を背負うためにも上を目指す。

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2016年3月6日のニュース