加藤凌平、半年ぶり個人総合出場で優勝 アメリカン・カップ

[ 2016年3月6日 08:54 ]

アメリカン・カップの男子で優勝した加藤凌平。右は女子優勝のガブリエル・ダグラス

 体操の個人総合で争うアメリカン・カップが5日、米ニュージャージー州ニューアークで行われ、リオデジャネイロ五輪代表を目指す男子の加藤凌平(順大)は合計88・931点で優勝した。

 昨夏に左足首を痛め、およそ半年ぶりに個人総合に挑んだ加藤は最後の鉄棒でトップの15・233点をマークし、ドネル・ウィッテンバーグ(米国)を0・366点上回った。

 女子は村上茉愛(日体大)が合計54・431点で6位。ロンドン五輪覇者のガブリエル・ダグラス(米国)が60・165点で制した。

 ▼加藤凌平の話(約半年ぶりの個人総合で)今まで以上に疲れた。体力をつけないといけない。五輪代表になるにはコンスタントに90点台を出さないといけないし、課題が見つかったので修正していきたい。

 ▼村上茉愛の話 緊張もあったが、今の調子で最低限のことはできた。4月の全日本選手権まで1カ月あるので、ミスのない演技ができるように調整していきたい。(共同)

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2016年3月6日のニュース