奨菊 故郷・柳川市で水上Vパレード 綱獲りへ“川上り”も

[ 2016年3月6日 05:30 ]

大相撲初場所で優勝し、華やかに飾られた水路をパレードする大関琴奨菊関と祐未夫人

 大相撲初場所で日本出身として10年ぶりに優勝を飾った大関・琴奨菊(32=佐渡ケ嶽部屋)が故郷の福岡県柳川市で水上パレードと優勝報告会を行った。柳川市は堀割を通る「川下り」が有名だが、今回は春場所(13日初日 エディオンアリーナ大阪)での綱獲りを祈念して、逆行する「川上り」を実施。15日間全勝を願って、15隻の舟とともに巡った。

 祐末夫人とともに、どんこ舟へ乗り、全長約4キロのコースを1時間半かけて周遊した琴奨菊は「初優勝して見る景色は何と言えばいいのか分からないぐらい、凄い景色だった。それも苦しい過程があったからだと思う」と笑顔で話した。

 川上り後はすぐに大阪へ移動し、6日からの本格的な稽古に備えた。「初日までに15日間戦えるスタミナと気力をつくっていきたい。大阪で頑張ってきます」とファンに誓った。 

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