パナソニックと慶大院生の二刀流 児玉、ベスト体脂肪でV3導く

[ 2016年1月23日 05:30 ]

練習で切れ味のあるランニングを見せるWTB児玉

ラグビー トップリーグPO決勝 パナソニック―東芝

(1月24日 秩父宮ラグビー場)
 ラグビートップリーグのパナソニックが24日のプレーオフ決勝・東芝戦(秩父宮)に向けて群馬県太田市で練習した。慶大大学院に在学する2年目のWTB児玉健太郎は、11番での先発に「自信を持って臨める」と胸を高鳴らせた。

 パナソニックとプロ契約を結ぶことが決まった慶大4年の時、「ラグビーだけでは味けない」と文武両道の道を選択。スポーツマネジメントを学ぶために週2回、群馬と神奈川を往復する生活を続けてきた。

 先ごろ「ラグビー選手のパフォーマンスと身体組成の関係」がテーマの修士論文を提出。慶大ラグビー部の500選手のパフォーマンスと体脂肪率の関連性をまとめた。自身は「5%くらいがベスト」で今月の測定では5・8%。ケガの山田に代わって昨年12月にデビューした快足ウイングはチームを3連覇に導く活躍で自らの理論を証明する。

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2016年1月23日のニュース