「下町ボブスレー」委員会 ジャマイカにそり提供、平昌挑戦

[ 2016年1月16日 21:19 ]

 東京都大田区の町工場が中心となって国産のそりを開発する「下町ボブスレー」のプロジェクト推進委員会は16日、ジャマイカ代表に無償でそりを提供、共同で2018年平昌冬季五輪を目指すことが決まったと発表した。17日に長野市内で記者会見する。ジャマイカ代表は五輪挑戦をユーモラスに描いた映画「クール・ランニング」のモデルとなったことで知られる。

 同推進委によると、既存のそりを使って15日から走行テストが行われ、ジャマイカ連盟が採用を決めた。今後、16~17年シーズンに向けて男女2人乗りの新型のそりを開発、製作する。

 プロジェクト推進委は日本代表が使用するそりの開発を目指していたが、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は平昌五輪ではドイツ製のそりを使うことを決定。14年ソチ五輪に続く不採用となり、海外に採用を働き掛けていた。

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2016年1月16日のニュース