照ノ富士、右鎖骨骨折で休場 初土俵以来初

[ 2016年1月16日 05:30 ]

右鎖骨骨折で6日目から休場した照ノ富士

大相撲初場所6日目

(1月15日 東京・両国国技館)
 大関・照ノ富士が日本相撲協会に「右鎖骨骨折」との診断書を提出して、6日目から休場した。4日目の碧山戦で、相手の頭と激しくぶつかって負傷。11年5月の技量審査場所の初土俵以来、初めての休場となった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「あす(16日)あたり入院する」と話し、再出場はしない見込みだ。5日目までで3勝2敗。3月の春場所は昨年7月の名古屋場所で新大関となって以降、初のカド番となる。

 昨秋以降、ケガが続いている。秋場所で右膝の前十字靱帯と半月板を負傷。かばっているうちに左膝も痛めた。伊勢ケ浜親方は「膝も治せる。十分間に合うから一緒に治療したほうがいい」と休場中に半月板の手術なども行う予定。これまで時間を割けなかった膝の治療ができるのが、不幸中の幸いだ。

 また、同じ伊勢ケ浜部屋の平幕・安美錦は「インフルエンザで3日間の休場を要する」との診断書を提出して休んだ。平幕・常幸龍も「右膝内側側副靱帯損傷」との診断書を提出して休場した。

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2016年1月16日のニュース