リーチ 五輪よりSR セブンズ男子代表候補落選

[ 2016年1月16日 05:30 ]

日本代表のリーチ主将

 日本ラグビー協会は都内でリオデジャネイロ五輪へ向けた7人制男子日本代表候補19人を発表し、昨年の15人制W杯で主将を務めたリーチ・マイケル(東芝)は落選した。瀬川智広ヘッドコーチは「リーチにはスーパーラグビー(SR)に参戦する以上はファイナルに残りたいという強い思いがあり、(SRに)専念するということでスコッド(代表候補)から外した」と説明した。

 リーチは2月に開幕するSRに2年連続でチーフス(ニュージーランド)で参戦予定。SRの決勝は8月6日で、同9~11日の五輪出場は事実上不可能となる。レギュラーシーズンの最終節も7月17日で、調整期間を考慮すればフル参戦は不可能。昨年12月に「可能ならば出たい」と話していたリーチだが、日程の調整が付かず五輪出場は断念することになった。

 一昨年のアジア大会で金メダル獲得に貢献したリーチの不在は痛いが、瀬川ヘッドコーチは「W杯で代表が歴史を変えた。我々は五輪でセブンズの新しい歴史をつくる」と目標のメダル獲得へ意欲を示した。

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2016年1月16日のニュース