パッカーズ サンドイッチ店23歳スタッフと契約「準備できている」

[ 2015年12月25日 15:07 ]

ロングスナッパーとしてパッカーズと契約したリック・ロバト (AP)

 NFLのパッカーズは20日に行なわれた第15週のレイダース戦で、ロングスナッパー(LS)のブレッド・グード(31)が膝の前十字じん帯を断裂。シーズン絶望となり、チームは代わりのLSとしてリック・ロバト(23)と21日に契約を交わした。

 ロバトはオールド・ドミニオン大で活躍後、5月にドラフト外でベアーズと契約。しかし、シーズン開幕直前の8月31日に戦力外となった。その後は、ニュージャージー州で親族が経営するサンドイッチ店で働きながら、トレーニングを続けていたという。

 サンドイッチ店の厨房から突如としてNFLの舞台へ。27日のカージナルス戦でキャリア初のスナップを待つロバトは「この日のためにこれまでトレーニングしてきた。自分にもできるということをみんなに見せたい。その準備はできているよ」と息巻く。

 正LSのグードは今季が3年契約の最終年で、来年3月にフリーエージェントとなる予定。活躍ぶりが認められれば、来季もロバトのロングスナップが見られるかもしれないが、その前にパッカーズファンが見たいのは、第50回の記念大会を迎えるスーパーボウルでのロングスナップだろう。

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2015年12月25日のニュース