NTC新センター長に山下泰裕氏 トップ選手強化拠点

[ 2015年12月25日 16:09 ]

 日本スポーツ振興センター(JSC)は25日、トップ選手の強化拠点、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC、東京都北区)の新センター長に、全日本柔道連盟副会長の山下泰裕氏(58)が来年1月1日付で就任すると発表した。任期は2018年3月末まで。

 12年からセンター長だった日本レスリング協会の福田富昭会長は退任する。東京都内で記者会見した山下氏は「スポーツ界の力を結集し、期待に応えられるような環境をつくっていきたい」と抱負を述べた。JSCの大東和美理事長は「競技の実績、人柄、能力も含め適任と思った」と起用の理由を説明した。

 NTCは08年に完成し、柔道、体操などの専用練習場と宿泊棟を備える。新設の副センター長には日本オリンピック委員会(JOC)常務理事の福井烈氏と、JSCスポーツ開発事業推進部長の勝田隆氏が就任する。

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2015年12月25日のニュース