宇野は2位!及第点も満足せず「ガッツポーズ出るまでには…」

[ 2015年12月25日 21:23 ]

100点に迫る高得点で羽生を追う宇野昌磨

フィギュアスケート全日本選手権 男子SP

(12月25日 札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 グランプリファイナルで銅メダルを獲得した宇野が、100点に迫る97・94点で2位につけた。

 冒頭のトリプルアクセルを流れるように着氷すると、4回転トーループではバランスを崩しかけながらも粘り切って着氷。3-3回転のコンビネーションもきれいに決めて最後は笑顔で締めくくった。

 自己新の得点をマークして2位の好位置につけた。「練習の中でのいいものが試合で出ました。ジャンプはそろえることができたので及第点はとれた」と一定の評価はしたが、それでも「ガッツポーズの出るような演技までに到達していない」と満足することはなかった。26日のフリーでは、4・69点差で首位に立つ羽生を追いかける。「練習以上のことをやろうとすると、失敗しかねないので、練習通りの滑りをしたい」と自然体を強調していた。

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2015年12月25日のニュース