羽生 貫禄首位!世界最高得点届かずも4連覇へ順調発進

[ 2015年12月25日 21:20 ]

演技終了後、ペロリと舌を出す羽生結弦

 フィギュアスケートの全日本選手権が25日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕。男子のショートプログラム(SP)は、エースの羽生結弦(21=ANA)が102・63点をマークし、首位に立った。4回転ジャンプにミスが出て、11日のグランプリファイナルで自身が記録した世界歴代最高得点110・95点には及ばなかったが華麗な演技で高得点をマーク。史上5人目の大会4連覇へ順調なスタートを切った。

 NHK杯、グランプリファイナルと世界最高得点を更新し続けている羽生。この日のSPでは、冒頭の4回転サルコーは転倒したが、続くトーループの4回転-3回転のコンビネーションを決めると、最後のトリプルアクセルもしっかり着氷。華麗なステップやスピンでも観客を魅了し、ただ一人100点台をマークする異次元の滑りを見せた。

 宇野昌磨(18=中京大中京高)が97・94点で2位、3位には93・26点で無良崇人(24=洋菓子のヒロタ)が入った。4位は村上大介(24=陽進堂)、小塚崇彦(26=トヨタ自動車)は5位スタート。

 フリーと、浅田真央(25=中京大)、宮原知子(17=関大高)らが登場する女子SPは26日に行われる。

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