白鵬、大関陣相撲取らず 日馬は上々、稀勢は発熱で欠席

[ 2015年12月25日 11:50 ]

稽古総見で力士の動きを見つめる八角理事長(中央)

 大相撲初場所(来年1月10日初日・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で一般に非公開で行われ、3場所ぶり36度目の優勝を狙う横綱白鵬は四股などを行った後にぶつかり稽古で胸を出すだけで、相撲を取らなかった。

 2場所連続8度目の優勝を目指す横綱日馬富士は栃煌山、嘉風の両関脇らに対し力強い寄りが光り、12番で全勝と上々の内容。横綱鶴竜も嘉風らを相手に13戦全勝だった。大関陣は相撲を取らずに低調で、大関稀勢の里は発熱で欠席した。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が就任してから初の横審稽古総見で、遠藤利明五輪相も見学に訪れた。

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2015年12月25日のニュース