世界選抜、勝ち越し!不出場の松山は入念調整で第3日へ

[ 2015年10月10日 05:30 ]

第2日、世界選抜の出場メンバーから外れ、チームを応援する松山

プレジデンツ・カップ第2日

(10月9日 韓国・仁川 ジャック・ニクラウスGC=7380ヤード、パー72)
 2人一組でホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボールが5試合行われ、松山英樹(23=LEXUS)擁する世界選抜は3勝1分け1敗と勝ち越し。通算得点で4・5―5・5と米国選抜に迫った。松山はこの日は試合に出場せず、練習場で入念に調整。午後は世界選抜の仲間の元に駆けつけ、声援を送った。10日の第3日はフォアサムとフォアボールが4試合ずつ行われる。

 出場メンバーを外れた松山は午前10時半ごろに練習場に姿を見せると、ショット、アプローチ、パッティングと黙々とボールを打ち込んで調整した。午後からはコース内に足を運び、世界選抜チームを応援。18番グリーンなどでボールの行方に熱心に目を光らせ、試合が終了すると健闘した仲間と握手をしてねぎらった。

 第3日のフォアサム戦ではベ・サンムン(韓国)とコンビを組んでクーチャー、ビル・ハースと戦う。初日はパー3を除く全てのティーショットでフェアウエーを捉えるなどショットが好調だったが、グリーン上で精彩を欠いて敗れた。「グリーンのスピードと見た目の違いにだまされた」と悔しがったが、「修正できるところは修正できる」と手応えがあることも事実。今こそ、日本のエースが目を覚ます時だ。
 
 ▽競技方式 プレジデンツ・カップの第3日は、フォアサム(同じチームの2人が1つのボールを交互に打つダブルスのマッチプレー)とフォアボール(4人がそれぞれ自分のボールを打ち、同じチームの2人のうち、良い方のスコアが採用されるダブルスのマッチプレー)が各4試合行われる。

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2015年10月10日のニュース