MVPの渡嘉敷「まだ五輪に出られるという実感が湧かない」

[ 2015年9月5日 23:46 ]

MVPを獲得した渡嘉敷(AP)

バスケットボール女子リオデジャネイロ五輪予選兼アジア選手権・決勝 日本85―50中国

(9月5日 中国・武漢)
 バスケットボール女子リオデジャネイロ五輪予選兼アジア選手権の決勝が最終日の5日に中国・武漢で行われ、日本が中国と対戦。85―50で下して優勝を飾り、16年リオ五輪出場権を獲得した。日本の五輪出場は3大会ぶりで、団体球技の日本勢で最初の五輪切符となった。両チーム最多の24点をマークした本川ら4選手が2桁得点。この日18得点の渡嘉敷は2大会連続で最優秀選手(MVP)に選出された。

 ▼内海知秀監督の話 (圧勝に)こうなるとは思っていなかった。出だしが非常によかった。(戦い方は)想定していたものが120パーセント出た。選手たちがよく頑張った。理想的なバスケットだった。

 ▼吉田亜沙美主将の話 ただ、うれしいというだけ。みんなに夢をかなえさせてもらって幸せ。40分間走りきれたのが、大差につながった。細かいこともしっかりできた。(来年の五輪では)上位を狙える。

 ▼渡嘉敷来夢の話 決勝は楽しみたいと思った。何も考えずにプレーした。正直、うれしさよりプレッシャーから解放されてほっとしている。全員の気持ちが強かったと思う。まだ五輪に出られるという実感が湧かない。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月5日のニュース