熊ケ谷親方に厳罰も…相撲協会が示唆「信用失墜行為を犯した」

[ 2015年9月5日 05:30 ]

2日、移送のため警視庁向島署を出る熊ケ谷親方の山村和行容疑者

 日本相撲協会は熊ケ谷親方(元十両・金親)の山村和行容疑者が傷害容疑で逮捕されたことを受け、両国国技館で危機管理委員会を開いて対応を協議。宗像紀夫委員長(元東京地検特捜部長)は「基本的に彼は協会の信用失墜行為を犯した。一般常識にかなう処分を出す」と述べ、解雇を含めた厳罰を科すことを示唆した。

 同容疑者は知人女性に八百長の存在を告白したと週刊誌に報じられた問題で10年に、不祥事を再度起こした際は解雇処分も受ける覚悟を示す始末書を提出していた。宗像委員長は「前回、そういうものを出して協会に残った。全てを踏まえて処分を決める」と話した。

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2015年9月5日のニュース