遠藤 白鵬、日馬富士らに胸借りる 復調期し連合稽古初参加

[ 2015年9月5日 16:55 ]

 大相撲秋場所(13日初日・両国国技館)に向けた2日間の伊勢ケ浜一門連合稽古が5日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で始まり、左膝の重傷からの本格的な復調を期す東前頭7枚目の遠藤が連合稽古に初参加し、白鵬、日馬富士の2横綱や大関照ノ富士の胸を借りた。

 3人の横綱、大関陣に計12番で全敗。照ノ富士には前に出ても簡単に残されて、豪快なつり落としや、肩越しにまわしを許してからのはりま投げを食い、土俵に打ちつけられた。実力差を痛感し「明日(6日)以降に生かしていきたい」と、悔しさを押し殺した。

 春場所で左膝を負傷。強行出場の夏場所で負け越したが、先場所は10勝した。上位の力をつけるために、連合稽古は貴重な経験の場。両膝に古傷を抱えながら奮闘するベテラン安美錦には突き、押しの動きを交えながら、何度も助言を受けた。人気の遠藤は「しっかり受け入れて、頑張っていきたい」とうなずいた。

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2015年9月5日のニュース