舛添都知事 佐野氏盗用騒動嘆く「エンブレムのイメージ悪化…残念」

[ 2015年8月21日 21:38 ]

舛添都知事

 東京都の舛添要一知事が21日、自身のツイッターを更新。東京五輪のエンブレムをデザインした佐野研二郎氏によるトートバックデザインの盗用取り下げ問題に触れ「エンブレムのイメージすら悪化しかねない」と危惧した。

 「2020年東京五輪エンブレム・デザイナーの佐野氏が、サントリーのトートバック取り下げなどの不祥事を起こしている」と切り出すと、その佐野氏に対して「彼の信頼性失墜は免れない」と指摘。さらに、騒動の余波を受けて「エンブレムのイメージすら悪化しかねない」とツイートした。

 これまで、五輪エンブレムについては「IOC、組織委で決定が覆らない限りは今の立場を踏襲したい」と問題視しない姿勢を出してきた都知事。「エンブレムはIOC、JOC、組織委員会が決めることで、都知事の私には何の権限もないが」と自身の立場を説明しつつ「残念至極です」と、トートバック問題がエンブレムにまで及びかねない現状を嘆いた。

 

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2015年8月21日のニュース