すず夏 踏みとどまった1差2位!東海大相模の甲子園Vに刺激

[ 2015年8月21日 05:30 ]

東海大相模Vに刺激されV戦線に踏みとどまった山口

スポニチ後援日本ジュニア選手権第2日

(8月20日 埼玉県川越市 霞ケ関カンツリー倶楽部/男子12~14歳の部、同15~17歳の部=東コース6982ヤード、パー71、女子12~14歳の部、同15~17歳の部=西コース6567ヤード、パー73)
 女子12~14歳の部は首位から出た山口すず夏(15=神奈川・鵜野森中3年)が2バーディー、1ボギーの72で回り、通算6アンダーで1打差の2位に踏みとどまった。女子15~17歳の部は蛭田みな美(18=石川・学法石川高3年)が5バーディー、1ボギーの69をマークし、通算9アンダーで単独首位。新垣比菜(16=沖縄・興南高2年)は75と崩れ、通算3アンダーで勝みなみ(17=鹿児島高2年)らと並んで7位だった。

 山口はスコアを1つ伸ばしたものの、順位は1つ下げて2位となり「バーディーパットを外したり、決めたいところで決められなかった」と苦笑い。それでも「前日が入り過ぎた。こんな日もある」と切り替えた。

 神奈川県相模原市出身で今週も同市内の自宅からコースに通っている。午前7時からのスタートで同3時に起床。「車の中で凄く眠たかった」と言う中、大ファンという「E―girls」の曲でテンションを高めた。

 この日は高校野球の甲子園決勝で、相模原市の東海大相模が優勝。兄の亮(あきら)さん(22)が元球児で上武大では学生コーチを務めたこともあり、山口にとっても野球は身近なスポーツだ。東海大相模の優勝を伝え聞くと「凄い!私も頑張ろう」と笑顔。初の日本タイトル獲得に向け、大きな刺激となった。

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2015年8月21日のニュース