松山「素直にうれしい」第2R最少66で10位 日本勢唯一の決勝R進出

[ 2015年7月19日 05:30 ]

再開後、17番ホールでプレーする松山(AP)

 男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権は18日、英国北東部セントアンドルーズのオールドコース(パー72)で第2ラウンドの残りが行われ、松山英樹(23=LEXUS)は66で6アンダーでホールアウトし、10位で決勝ラウンドに進んだ。66は第2ラウンド最少スコアだった。

 日没順延となった前日に14ホールで8バーディー(2ボギー)を奪い通算6アンダーに伸ばした松山は、再開直後の15番をパーとした。この後、強風のため競技が中断。再三、開始が延期され、ようやく午後6時(日本時間午前2時)に再開と、約10時間半中断したが、冷静なプレーで再開直後の16番から18番までパープレーで終えた。松山と同組のダスティン・ジョンソン(米国)が、10アンダーで首位に立っている。

 松山は全英オープンは3度目の出場で、13年には6位。メジャー大会での最高位は今年のマスターズの5位なだけに、十分自己最高更新も狙える位置だ。

 そのほかの日本勢は藤田寛之が通算2オーバー、高山忠洋、富村真治が3オーバー、池田勇太は4オーバー、小田孔明と手嶋多一、岩田寛は5オーバーで予選を通過できなかった。また、3度の全英優勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)は通算7オーバーで、自身初のメジャー2戦連続予選落ちとなった。

 19日に行われる第3ラウンドでは、松山はスティーブン・ボーディッチ(オーストラリア)と同組となり、午後2時(日本時間午後10時)にスタートする。最終Rは20日に行われる。大会が月曜日に終わるのは1988年以来27年ぶり。

 ▼松山英樹の話 ここで66は素直にうれしい。すごくパットが良くてスコアを伸ばせた。いろいろ変えている部分はあるけど何が正解なのか分からない。あと1日、同じようなパットができれば優勝のチャンスもあるかなと思う。

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2015年7月19日のニュース