惜別ワトソンに総立ち 予選落ち確実も…「素晴らしい思い出ばかり」

[ 2015年7月19日 05:30 ]

名物のスウィルカン・ブリッジで歓声に応えるトム・ワトソン(AP)

USPGAツアー 第144回全英オープン第3日

(7月18日 英国セントアンドリュース・オールドコース=7297ヤード、パー72)
 これが最後の全英出場となる65歳のT・ワトソンは日没直後の午後10時前にホールアウト。スタンディングオベーションが湧き起こる中、18番のスウィルカン・ブリッジを渡り切った。日没サスペンデッドの時刻が迫る中、同組のエルスが主催者側にワトソンがフィニッシュできるように懇願して実現した感動のフィナーレ。

 セントアンドリュースでの自己ワーストとなる80を叩いて予選落ちが確実となり「なんてひどいスコアだ」と不満を口にしたものの、過去5度の優勝を誇る大ベテランは「素晴らしい思い出ばかりだ」と感無量の面持ちだった。

続きを表示

2015年7月19日のニュース