遼 3戦連続決勝もショット不調で「30~40点」

[ 2015年7月19日 05:30 ]

第2ラウンド、10番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える石川遼

USPGAツアー バーバソル選手権第2日

(7月17日 米アラバマ州オーバーン RTJトレール・グランドナショナル=7302ヤード、パー71)
 13位で出た石川遼(23=CASIO)は5バーディー、3ボギーの69とスコアを伸ばして通算5アンダーの137、首位と4打差の20位となり、予選を通過した。今田竜二(38=フリー)は2バーディー、3ボギーの72と振るわず、通算イーブンパーの81位で決勝に進めなかった。

 石川が3大会連続で決勝ラウンドへ進んだ。「ショットはぶれていた」と振り返るようにショットを曲げる場面が多かった。出だしの10番でもティーショットを左ラフに入れた。しかし、そこからピン2メートルにつけてバーディー発進。11番、12番でも球が左へ行く傾向は修正できなかったが、3メートル前後のパットをねじ込みパーを拾った。

 1つスコアを落として迎えた後半の5番で4メートルの難しいパットを決めると、そこから3連続バーディー。7番はラフからのチップインで「ラッキーもあった」と振り返った。前週まで2戦はどちらも第3ラウンドで大きく崩れ上位が遠のいた。不安定さを自覚する石川は「きょうは30~40点。優勝争いするには3日目に4、5アンダーが必要」と気を引き締めた。

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2015年7月19日のニュース