葛西、高梨ら強化指定選手 全日本スキー連盟が発表

[ 2015年7月14日 20:47 ]

 全日本スキー連盟は14日、2015~16年シーズンの強化指定選手を発表し、14~15年ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で自身の最年長優勝記録を更新した43歳の葛西紀明(土屋ホーム)や、同女子でW杯個人総合2位の高梨沙羅(クラレ)ら計182人が入った。

 ノルディック複合は渡部暁斗(北野建設)ら、フリースタイルはW杯女子ハーフパイプ(HP)で種目別優勝した小野塚彩那(石打丸山ク)やモーグル男子の遠藤尚(忍建設)らが名を連ねた。スノーボードは1月の世界選手権女子スロープスタイルで史上最年少優勝した16歳の鬼塚雅や、男子HPの平岡卓(ともにバートン)らが入った。

 連盟は昨季までスノーボードを除いた各部門でA~Cの3段階のランクを設け、それに応じて遠征費の負担割合などを決めていたが、新シーズンから区分を取りやめる。引き続き有望選手の遠征費などを負担するが、シーズンの成績や五輪でのメダル獲得の期待度が指標となる。コーチ陣も決まり、5月で退任したアルペン男子のライトナー・ヘッドコーチの後任に伊佐早信昭氏(41)が就くことになった。

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2015年7月14日のニュース