田仁智 5月日本ツアーに続きまた初出場V「勝てるなんて」

[ 2015年7月14日 05:30 ]

トロフィーを掲げる田

USLPGAツアー 全米女子オープン最終日

(7月12日 米ペンシルベニア州ランカスター ランカスターCC=6288ヤード、パー70)
 最終組の梁熙英のパーパットが外れ先に競技を終えていた田仁智の優勝が決まった。テレビで見ていた田仁智は「初出場で勝てるなんて思わなかった」と喜びをかみしめた。

 終盤に力を発揮した。15番で3メートル、16番は2・5メートルのバーディーパットを沈め、パー3の17番は第1打をピンまで1・2メートルへ。勝負どころの3連続バーディーでライバルに重圧をかけた。

 高麗大国際スポーツ学部在籍の女子大生プロゴルファー。母国では「ダンボ」の愛称で親しまれファンクラブ会員数は約3000人。今季韓国ツアーでは3勝を挙げ賞金ランク1位。5月のワールド・レディース・サロンパス・カップでは日本ツアー初参戦で初優勝を飾った。同組で回った大山も「素晴らしいリズムのスイング」と評価する。20歳の大器は「米国のファンから声援をもらって、緊張せずにプレーできた」と笑顔を見せた。

続きを表示

2015年7月14日のニュース