柔道男子ドタバタ帰国 康生監督「選手にはタフな経験」

[ 2015年7月14日 05:30 ]

 8月の世界選手権(カザフスタン)に出場する柔道の男子代表選手がドタバタ道中を終えて成田空港着の航空機でブラジルから帰国した。スペインでの国際合宿後に向かったのは来年のリオ五輪を見据えた現地での事前合宿。ところがドイツからの航空機が悪天候で翌日に振り替えに。航空会社に斡旋されたホテルに行ってみると「もう満室」と断られ、深夜に一度は空港に追い返された。

 ブラジル到着後も荷物が4つしか届かず、大半の選手は現地で道着を借りて練習し、パンツなども現地調達。3泊の予定が2泊に縮まって慌ただしく帰国。井上康生監督は「こんなトラブル続きはなかった。選手にはタフな経験になった」と疲れた表情。この経験があれば五輪本番でもちょっとのことでは動じないかも?

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2015年7月14日のニュース