遼 失速75位…アイアン不調、パットに迷いミス連発75

[ 2015年7月6日 05:30 ]

17番でバーディーを逃す石川。通算イーブンパーで75位に後退

USPGAツアー グリーンブライア・クラシック第3日

(7月4日 米ウェストバージニア州ホワイトサルファー・スプリングズ オールド・ホワイトコース=7287ヤード、パー70)
 26位から出た石川遼(23=CASIO)は1バーディー、6ボギーの75と崩れて通算イーブンパーの210で75位に後退した。61をマークしたジェーソン・ボーン(42=米国)ら4人が通算11アンダーでトップに並んだ。タイガー・ウッズ(39=米国)は通算4アンダーで47位となった。

 75を叩いた石川は「今の自分の状態からするとおかしくない数字」と現実を受け入れた。前日は右に曲がっていたティーショットは改善した。だが、アイアンショットが定まらず小技のミスも目立った。ボギーにした4番パー4は2打目をグリーン右のバンカーに入れて3打目は出しただけ、4打目の寄せは1・5メートルもオーバーした。

 グリーン上では「読みに自信がない部分があった」という。その迷いはショートパットにも影響をもたらした。11番と15番は短いパーパットを外した。「11番くらいから集中力がちょっと途切れた」。この大会で12位以内に入れば全英オープンの出場権を獲得できる可能性があるものの厳しい状況。最終日に向けては「一つでも上の順位で上がれるように頑張る。来週につながるプレーを目指してやりたい」と言うのが精いっぱいだった。

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2015年7月6日のニュース