前回女王クビトバ逆転負け…突然の乱調「何が起きたかわからない」

[ 2015年7月6日 05:30 ]

前回覇者のクビトバは突然乱調し、フルセットの末に3回戦で敗退した(AP)

ウィンブルドン選手権第6日

(7月4日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 女子シングルス3回戦が行われ、前回女王で第2シードのペトラ・クビトバ(25=チェコ)が世界ランキング30位のエレナ・ヤンコビッチ(30=セルビア)に6―3、5―7、4―6で逆転負けを喫した。男子シングルス3回戦では第3シードのアンディ・マリー(28=英国)が世界ランク27位のアンドレアス・セッピ(31=イタリア)を6―2、6―2、1―6、6―1で下し、16強入りを決めた。

 前回女王クビトバが3回戦で姿を消した。突然の乱調に「何が起きたのか分からない」とぼうぜん。最後はバックハンドがネットに掛かり、2時間の戦いが終わった。クビトバは68年のオープン化以降6人目の2連覇を逃した。

 今季2戦2勝の元世界1位ヤンコビッチから第1セットを先取。第2セットも3―0とリードしたが、徐々にミスが目立つようになり、逆転負け。「ショットの感覚が良く、全てがうまく回っていた。その感触が突然消えた」。凡ミスはヤンコビッチの11本に対して21本。最終セットでは第1サーブ成功率が50%と、レフティーの強烈なサーブも影を潜めた。

 「自分が最も得意な大会で後半戦に進めないのは本当に悲しい」とうなだれた。

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2015年7月6日のニュース