白鵬関ら復興祈願土俵入り 相撲協会が茨城でイベント

[ 2015年4月20日 11:35 ]

茨城県ひたちなか市で復興祈願の土俵入りをする横綱白鵬関

 大相撲の白鵬関、日馬富士関の両横綱ら日本相撲協会の一行が20日、東日本大震災の復興支援活動の一環で茨城県ひたちなか市を訪問し、市民らと交流した。市内の体育館で開かれたイベントで、両横綱は鎮魂の思いを込めた不知火型の土俵入りを披露した。

 招待された園児らを含め、約3千人が早朝から会場周辺に長蛇の列をつくった。大関稀勢の里関らのトークショーが企画され、幕内勢関は相撲甚句で美声を響かせた。

 相撲協会はこれまで宮城県や福島県など東北地方で活動を行ってきた。今回の催しの旗振り役となった尾車巡業部長(元大関琴風)は「震災を忘れないためにも、相撲協会の行動が一助になればいい」と願い、今後も積極的に復興支援に取り組む意向だ。

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2015年4月20日のニュース