遼ショット“右往左往”74位後退 好きなコースなのに…

[ 2015年4月20日 05:30 ]

第3ラウンド、3番で第3打を放つ石川遼。通算3オーバーで74位

USPGAツアーRBCヘリテージ第3日

(4月18日 米サウスカロライナ州ヒルトンヘッド ハーバータウン・リンクス=7101ヤード、パー71)
 48位スタートの石川遼(23=CASIO)は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの75を叩き、通算3オーバー、216で74位に後退した。69で回ったトロイ・メリット(29=米国)が通算14アンダーで単独首位を守った。マスターズ覇者のジョーダン・スピース(21=米国)は5打差の8位につけた。

 石川は予選通過選手の中で下から3番目まで落ち「凄く好きなコースでこの順位は凄く悔しい」と肩を落とした。「全体的に駄目だった。スイングがバラバラ」と振り返るようにショットが右に左に曲がった。3番は1打目を右のベアグラウンドに曲げ、2打目は左のベアグラウンドへ打ち込みボギー。10番では1打目を左の池に入れて、ドロップ後の3、4打目でもグリーンに乗せられずダブルボギー。いら立ってアイアンを放る場面もあった。朝の練習では、スタンスを取った両足の前にスイング軌道に合わせるようにボールを半円形に並べて体の回転軸を意識しながら打った。しかし「ショットを直そうと思っていたが、まだまだという段階」と修正しきれなかった。

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2015年4月20日のニュース