ウォリアーズ　ホームで先勝　カリーが３４得点

３４得点を挙げたカリー（ＡＰ）

　ＮＢＡのプレーオフ１回戦が始まり、リーグ全体トップでポストシーズンに進出したウォリアーズは地元オークランドで西地区８位のペリカンズを１０６―９９で下して先勝。シーズンＭＶＰの最有力候補、ステフェン・カリー（２７）が３４得点を挙げ、ホームでは通算１９連勝を飾った。東地区５位のウィザーズは敵地トロントでラプターズを延長の末に撃破。セルティクス時代に優勝経験があるポール・ピアース（３７）が２０得点を稼いだ。

　ウォリアーズのカリーが難度の高いシュートを成功させれば“スプラッシュ・ブラザーズ”と呼ばれる相棒トンプソンも２１得点。４０季ぶりの覇権奪回に向けてチームを支える２人のシューターが底力を発揮。カリーは得意の３点シュートは１３本中４本の成功に終わったものの「最後まで集中力は途切れなかった」と要所で活躍。現役時代にブルズとスパーズで５度のファイナル制覇を経験しているカー監督は「彼はうちのチームのエンジンだ」と４０分出場した大黒柱の奮闘を称えていた。