山部代表入りも連覇逃し涙「自分自身に腹が立つ」

[ 2015年4月20日 05:30 ]

初優勝の田知本(左)の横で涙する山部

柔道全日本女子選手権

(4月19日 横浜文化体育館)
 山部はあと一歩のところで連覇を逃した。田知本を押し込んでも全く技が出ず「投げにいけないところに弱さが出た。自分自身に腹が立つし、悔しい」と判定を聞いて涙が止まらなかった。

 決勝までは得意の払い腰がさえてオール一本での勝ち上がり。それだけに山下泰裕強化委員長も「決勝の戦い方には不満が残った」と残念がった。世界選手権代表について試合直後は「今は考えられない」と語っていたが、昨年に続いて選出され、挽回のチャンスは残された。

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2015年4月20日のニュース