錦織　苦手ベルダスコに逆転勝ち「自分が成長して勝つことができた」

男子シングルス３回戦でフェルナンド・ベルダスコに勝利し、ガッツポーズの錦織圭

　テニスのマスターズ大会今季初戦、ＢＮＰパリバ・オープン第６日は１６日（日本時間１７日）、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、男子シングルス第５シードの錦織圭（２５＝日清食品）は３回戦で世界ランキング３１位のフェルナンド・ベルダスコ（３１＝スペイン）と対戦。６―７（６―８）、６―１、６―４で逆転勝ちし、同大会初の４回戦に駒を進めた。

　サウスポーのベテラン選手とは過去に２度対戦して２敗。だが、２０１１年の全豪オープン３回戦、１２年のバルセロナオープン準々決勝（錦織が途中棄権）と、錦織がブレークする前のことなだけに成長ぶりを見せつけた。

　▼錦織圭の話　素直にうれしい。ベルダスコは何年か前にまだまだ勝てないと感じた相手だったけれど、自分が成長して勝つことができた。接戦で苦しかったが集中するように努めた。