カーママ4連勝 首位に並んだ!下位相手に精度欠き苦戦も…

[ 2015年3月17日 05:30 ]

フィンランドに勝利し喜ぶ小笠原(右から2人目)ら日本選手

 カーリングのJA全農女子世界選手権札幌大会第3日は16日、札幌市月寒体育館で1次リーグが行われ日本代表の北海道銀行はノルウェーに6―5、フィンランドに8―5で勝ち、4連勝で通算4勝1敗としてソチ五輪金メダルのカナダやロシア、スイスとともに首位に並んだ。17日は米国、ロシアと対戦。ノルウェー戦の日本は3点差から逆転し、一度は追い付かれたが、第10エンドに決勝点を奪った。フィンランド戦は5―5の第9エンドに3点を勝ち越した。

 日本は世界ランク下位2チームに苦しみながらも連勝した。スキップの小笠原は「内容はどうであれ勝ったのでうれしい」と笑顔を見せた。

 世界10位の日本は13位のノルウェー戦で精度を欠いた。同点で迎えた有利な後攻の第10エンドも失投が続いたが、小笠原がラストショットをハウス中心に寄せて辛勝。16位のフィンランド戦でも1点ずつしか取り合えない展開が続く中、後半は吉村の正確なドローショットなどをきっかけに複数得点を奪った。

 前日はソチ五輪銀メダルのスウェーデンと、英国代表として銅メダルを獲得したスコットランドに金星。しかし、この日は下位相手に調子の波が出やすいという課題が見えた。1次リーグは残り6戦。サードの吉村は「これからは体力的にも(厳しい)勝負になる。一投のミスが命取りになる」と気を引き締めた。

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