康生監督 遺志受け継ぐ決意示す、アテネで五輪連覇できず後悔

[ 2015年1月21日 05:30 ]

全日本男子の井上康生監督は斉藤さんの訃報を受けて「思いを受け継ぐ」と誓った

斉藤仁氏死去

 神奈川県平塚市の東海大で対応した全日本男子の井上康生監督(36)は、故人の思いを受け継ぐ決意を示した。早朝に訃報を受けたことを明かし「柔道界として一人の偉人を亡くされて残念。遺志を受け継いで16年のリオ五輪を戦いたい」と語った。

 最後に会ったのは今月上旬。「現場に行けなくて申し訳ない。しっかり井上体制の選手は見ている」と言われたという。斉藤さんが全日本男子監督を務めた04年アテネ五輪、井上監督は100キロ級の連覇に失敗。「後悔はアテネで優勝して恩返しができなかったこと」と振り返った。

続きを表示

2015年1月21日のニュース