吉田沙保里「進化し続けたい」 レス女子代表が合宿公開

[ 2015年1月21日 18:33 ]

 レスリングの女子日本代表が21日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの合宿を公開し、昨年の世界選手権で12連覇、アジア大会で4連覇を達成した53キロ級の吉田沙保里(ALSOK)は「リオデジャネイロ五輪につながる大切な1年。進化し続けたい」と語った。

 9月の世界選手権(米国)でメダルを獲得すれば、リオデジャネイロ五輪の代表にほぼ決まる。五輪は55キロ級時代からの4連覇が懸かり「(個人では全競技を通じ)女子で4連覇はいないと聞いたし、すごいこと。昨年亡くなった父の仏壇に金メダルを持って行きたい」と意気込んだ。

 合宿にはイタリアやフィンランドなど欧州5カ国の9選手も参加。吉田はトレーニングを先頭で引っ張り、外国勢とも積極的にスパーリングをこなした。伊調馨(ALSOK)は負傷、48キロ級で世界選手権2連覇の登坂絵莉(至学館大)は大学の試験のため欠席した。

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2015年1月21日のニュース