リオ五輪まであと１年半　衝撃も日本柔道復権へ現体制を継承

斉藤仁氏死去

　リオ五輪まであと１年半となった時点での強化委員長の死去は関係者に大きな衝撃を与えた。山下副会長は「時間をかけずに後任を考えたい」としたが、その一方で「現在は男子・井上、女子・南條の体制の地が固まってきている。１６年は現体制を継承することが第一だと思う」と明言。

　斉藤氏の不在期間は、男子が山本洋祐・強化副委員長、女子は増地千代里・女子強化委員長を中心に合宿などが運営されており、両氏を中心に日本柔道復権を懸けることになりそうだ。