錦織 ストレートで8強進出“格の差”見せつけ2年前の雪辱

[ 2014年9月25日 05:30 ]

ショットをリターンする錦織。相手を寄せ付けず初戦突破(AP)

 男子テニスのマレーシア・オープンは24日、クアラルンプールで行われ、全米オープンで準優勝した第1シードの錦織圭(日清食品)は初戦のシングルス2回戦で世界ランキング150位のラジーブ・ラム(米国)に6―2、6―3で快勝し、準々決勝に進んだ。添田豪(GODAITC)は2回戦でマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)に6―7、4―6で敗れた。

 1時間ほどで世界ランク150位の格下を危なげなく退けた錦織は「いい試合ができた。優勝を目指して頑張りたい」と貫禄を漂わせた。ラムには2年前の対戦で敗れていたが、経験と自信を積み重ねた錦織にとって、もはや手ごわい相手ではなかった。男子ツアーは賞金や世界ランクの獲得ポイントで3つに分類され、今大会は最も下の位置付けで優勝賞金は16万5000ドル(約1800万円)。錦織は準々決勝でマトセビッチと対戦する。

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