李尚熹「手で押さえつける行為」 テレビ視聴者から指摘

[ 2014年6月23日 05:30 ]

ホールアウト後、アテスト場で映像を確認する李尚熹(左端)と裁定を待つ竹谷佳孝

男子ゴルフツアー 日本ツアー選手権森ビル杯最終日

(6月22日 茨城県笠間市 宍戸ヒルズカントリークラブ西コース=7402ヤード、パー72)
 李尚熹はテレビ視聴者からの指摘で2罰打を受けた。11番グリーンでパットライン上の障害物を払いのけ、手で押さえつける行為があったとして、ゴルフ規則16―1aに抵触すると指摘された。

 ホールアウト後に事情聴取を受けた李尚熹は「小石を払いのけただけ。押さえつけていない」と説明したが、結果は覆らなかった。2罰打がなければプレーオフに進出できただけに「今は状況が分からない」と納得していない様子だったが「竹谷選手はパターが良かった」と勝者を称えた。

 李尚熹が抵触したのはゴルフ規則16―1a「パットの線に触れること」。同規則は「パットの線に触れてはならない。ただし、次のときを除く」として「ルースインペディメント(障害物)を取り除くとき。ただし、その際何も押さえ付けないこと」と続けている。中嶋和也ツアーディレクターは「8人の競技委員と映像を確認したが、全員が違反と認識した。やむをえない」と説明した。

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2014年6月23日のニュース