帝京大 5戦5勝で3連覇 早大を突き放し28―10

[ 2014年6月23日 05:30 ]

関東大学ラグビー

(6月22日 ニッパ球など)
 春季大会最終日の2試合が行われ、昨季の対抗戦グループとリーグ戦グループ1部の上位3校ずつによるAグループは大学選手権5連覇中の帝京大が早大を28―10で下し、5戦5勝、勝ち点30で12年の大会創設以来3連覇を果たした。前半は14―10で折り返したが、後半は無失点で早大を突き放した。

 帝京大が昨季の大学選手権決勝と同じ顔合わせで貫禄を見せた。前半7分にモールからWTB磯田(4年)が先制トライを奪いながら、シンビンで1人少なくなった状況で一時リードを許したが、同28分に勝ち越し。後半は2トライ2ゴールで突き放し、岩出雅之監督は「クロスゲームになったが、それもいい(経験)」と話した。中村(サントリー)、李(リ)聖(ソン)彰(チャン)(東芝)らは卒業したが、昨季のレギュラークラスからは10人程度が今季も残る。主将の流(4年)は「秋へ向けもっと成長したい」と話した。

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2014年6月23日のニュース