19歳トンプソンがメジャー初V さくら59位、藍67位

[ 2014年4月7日 10:37 ]

「優勝カップを手にするレキシー・トンプソン

 女子ゴルフのメジャー第1戦、クラフト・ナビスコ選手権は6日、米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズCC(パー72)で最終ラウンドが行われ、19歳のレキシー・トンプソン(米国)が68をマークして通算14アンダー、274でメジャー初優勝を果たした。

 L・トンプソンはボギーなしで4バーディーを奪う安定した内容で、並んで首位から出たミシェル・ウィー(米国)に3打差をつけた。賞金は30万ドル(約3100万円)で、米ツアー通算4勝目。18歳でこの大会を制したモーガン・プレッセル(米国)に次ぐメジャー史上2番目の年少優勝。

 横峯さくらは強風の中2バーディー、5ボギーの75で通算9オーバーの59位。野村敏京は77と崩れ11オーバーの64位、宮里藍は76で12オーバーの67位に終わった。

 ▼L・トンプソンの話 私の人生の目標はメジャーで勝つことだった。1番ティーでは緊張していた。素晴らしい戦いができた。支えてくれた家族に感謝している。ドライバーショットがうまくいった。パットも本当によく入ってくれた。

 ▼横峯さくらの話 風が強くて距離感が難しかった。17番はすごくいいショットを打ったのに30ヤードぐらいショートしてびっくりした。メジャーでは4日間を通していいプレーをしないと上位に行けないと痛感した。でも、きょうはいいフィーリングだった。

 ▼野村敏京の話 ティーショットがうまくいかなかった。風のせいじゃなく、ちゃんと当たっていなかった。まだまだ試合はたくさん残っているので、練習する時間を増やして良かった時のスイングに戻したい。

 ▼宮里藍の話 決断力が弱くてショートパットのミスにつながった。後半にずるずるとスコアを落としてしまったのが残念。パットの復調にはまだ時間がかかるが、だいぶ上向き。次のメジャーに向けて調子を上げていきたい。(共同)

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