吉田弓美子 18番痛恨ボギーで涙 アンに逆転許す

[ 2014年4月7日 05:30 ]

18番、パーパットを外した吉田

女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城最終日

(4月6日 静岡県袋井市 葛城ゴルフ倶楽部山名コース=6540ヤード、パー72)
 首位でスタートした吉田弓美子(26=イーグルポイントGC)は、同じ最終組のアン・ソンジュ(26=韓国)と優勝争いを展開したが、最終18番で痛恨のボギーを叩き通算4アンダーで1打差の2位に終わった。72でまとめたアン・ソンジュが、通算5アンダーで昨年のニトリ・レディース以来のツアー通算14勝目を挙げた。

 不規則な雨、10メートルを超える強風、さらに花粉症に苦しみながら優勝争いを演じた吉田が最後の72ホール目で涙をのんだ。アン・ソンジュとのマッチレース。9番のボギーでリードを許し、相手の16番ボギーで再び5アンダーで並び18番、パー5を迎えた。しかし、3Wでの第2打をミスしてバンカーに入れ、2メートルのパーパットもわずかに外れる。「入ったと思ったのでガッツポーズをしたんですが」。前週は花粉症によるアレルギー性の過呼吸で病院に運ばれ途中棄権。今週は決勝の2日間はマスクをしっぱなし。それでも強風の中、11、14、15番とピンチをしのぎ、2度の賞金女王に輝いたアンと最後まで優勝争いを演じ「いいゴルフができました。風の中の優勝争い、楽しい1日でした。次はトロフィーを獲れるようにしたい」と笑顔で締めくくった。

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2014年4月7日のニュース