ダニエル 善戦「自分も今、怒ってる感じ」 日本5連敗も収穫

[ 2014年4月7日 05:30 ]

ベセリーに敗れたダニエル太郎

 テニスのデ杯ワールドグループ(WG)準々決勝最終日は6日、東京・有明コロシアムでシングルス2試合が行われ、既に敗退が決まっている日本は内山靖崇(21=北日本物産)とダニエル太郎(21=IMG)がともに敗れ、5連敗で終えた。世界ランク190位のダニエルは同67位のベセリーと接戦を演じたがストレート負け。それでも、錦織圭(24=日清食品)、添田豪(29=GODAITC)を欠く中、新戦力としての存在感を示した。

 ダニエルは善戦にも「悔しい。自分も今、怒ってる感じ」と感情をあらわにした。持ち前のラリー戦で観客を沸かせたが、勝負どころをものにすることができなかった。トップ100の選手に接戦を演じ「サーブとボレーで完全に負けてて、そこがデカい差。僕も背が高いのでサーブを早く200キロに乗せたい」とパワーアップを課題に挙げた。植田監督は「WGを戦えるチームづくりが必要」と振り返った。

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2014年4月7日のニュース