「山の神」今井は7秒差2位、優勝はキプリモ 別大毎日マラソン

[ 2014年2月2日 14:12 ]

2時間9分30秒の2位でゴールする今井正人

 第63回別府大分毎日マラソンは2日、大分市高崎山うみたまご前―大分市営陸上競技場間で行われ、キプリモ(ウガンダ)が優勝した。優勝タイムは2時間9分23秒。「山の神」今井は7秒差で2位だった。

 レースはもやのかかる中スタート。気温14・9度、湿度は85%。

 ペースメーカーが最初の5キロ15分18秒で通過、30人程度の大集団が形成された。招待選手の今井正人(29=トヨタ自動車九州)、前田和浩(32=九電工)らも快調な走り。10キロは30分23秒で通過、大集団は変わらず、若干ペースが上がる。

 20キロ通過タイムは1時間54秒。霧の中を先頭集団が駆け抜ける。26キロ前後で前田が先頭集団から後退した。

 30キロすぎ、今井が先頭に立ち、トップグループを引っ張る。32キロで優勝争いは今井、バトオチル、キプリモ、アベラの4人に絞られた。

 34キロすぎ、キプリモが他の選手を引き離しにかかる。40キロを2時間2分23秒で通過。今井は2位で追走したが、あと一歩及ばなかった。

 ▼キプリモの話 優勝できたことは素晴らしいこと。自己ベストも非常にうれしい。コーナーを利用して、スパートをかけた。次は7分台、6分台を目指したい。

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2014年2月2日のニュース