松山 68で3位タイ浮上、V射程 米男子フェニックスOP第3日

[ 2014年2月2日 08:25 ]

松山英樹

 米男子ゴルフのフェニックス・オープンは1日、アリゾナ州スコッツデールのTPCスコッツデール(パー71)で第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、首位と3打差の5位タイで出た松山英樹(21=LEXUS)は第3ラウンドを4バーディー、1ボギーの68で回り、通算12アンダーに伸ばした。首位と3打差の3位タイに上がり、米ツアー初優勝を視界にとらえた。首位はバッバ・ワトソン(35=米国)。

 松山はこの日、前半を1バーディー、1ボギーのイーブンで折り返すと後半の10番でいきなりバーディー、14、15番もバーディーを奪取した。ラスト3ホールもスコアを伸ばすチャンスがあったが、惜しくもパットが決まらなかった。

 第2ラウンド後に松山は「(チャージするための)ギアはもっていない。普通にいつも通り。そこまで上にいけるような自分の状態でもない」と自然体を強調していたが、抜群のマネジメント能力を見せつけた。

 松山はホールアウト後「後半はショットがだいぶ良くなった。取りこぼしもたくさんあるが、いい位置で終われた。(最終日は)早めにバーディーが取れるように頑張りたい」と米ツアー初Vへ意気込みを見せた。

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