トヨタ、近鉄が勝つ ラグビーWCトーナメント

[ 2014年2月2日 17:37 ]

 ラグビーの日本選手権出場権を争うトップリーグの5~12位チームによるワイルドカードトーナメント第2日は2日、名古屋市瑞穂ラグビー場で1回戦2試合が行われ、トヨタ自動車(リーグ6位)と近鉄(同10位)が勝ち進んだ。

 トヨタ自動車はリコー(同11位)を32―17で退け、近鉄はキヤノン(同7位)を41―25で破った。

 8日に行われるトヨタ自動車―近鉄、ヤマハ発動機(同5位)―NEC(同8位)の各勝者が日本選手権に出場する。

 トヨタ自動車が地力の差を見せた。広瀬監督は「防御も攻撃も動きがよかった。ボール争奪戦でファイトしろ、と話している」と満足顔を浮かべた。

 密集での強さを発揮した。ラックからの展開でトライを奪って主導権を握り、相手ボールを奪取するターンオーバーを重ねた。リコーの神鳥監督は「しつこくボールに絡まれ、思うようなラグビーができず完敗」と脱帽。

 後半には認定トライを許し、シンビン(一時退場)で1人減る時間帯もしのいだ。主将のフッカー上野は納得の表情を見せ、「しっかり準備して次に臨みたい」と気持ちを高めた。

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2014年2月2日のニュース