公私混同避けたい村長の父…菊池に栄誉賞検討もメダル指令

[ 2014年1月18日 05:30 ]

ケーキを贈られ笑顔の(右から)菊池と押切

 ソチ五輪スピードスケート女子1500メートルと団体追い抜き代表の菊池彩花(26=富士急)が山梨県富士吉田市内のホテルで行われた同社の壮行会に出席。26歳での五輪初出場に「追い抜きはメダルを期待されているので応えたい」と抱負を語った。

 壮行会には父で出身地の長野県南相木村で村長を務める毅彦氏(56)も出席。人口約1050人の同村は長野県の東南端に位置し、村民の約40%が65歳以上。しかし、5人姉妹の次女・彩花に加え、四女の萌水(もえみ、21=早大)もショートトラック女子リレーの補欠に選ばれ、五輪で盛り上がりを見せているという。公私混同を気にする毅彦氏は「五輪に出場したというだけでは駄目」と前置きした上で「メダルを獲ったら村民栄誉賞も検討したい」と娘にメダルのノルマ。2人のレース当日には公民館でパブリックビューイングも予定し、村を挙げて応援する。

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2014年1月18日のニュース