ホープ対決 14歳美優が13歳美宇破り「満足できる」

[ 2014年1月18日 05:30 ]

優勝した加藤

 “ホープ対決”を制した。卓球の全日本選手権第4日は17日、東京体育館で行われ、ジュニア女子シングルス決勝で、加藤美優(14=エリートアカデミー)が平野美宇(13=同)を3―1で撃破。20年東京五輪を狙う逸材が初優勝を飾った。混合ダブルスに出場した石川佳純(20=全農)は決勝で敗れ、女子で史上2人目の3冠の夢は消えた。

 同門対決を制して初タイトルだ。エリートアカデミー同士の決勝で、加藤が平野を撃破。「体も凄い動いていて、いい状態だった」と笑みを浮かべた。女子シングルス6回戦では福原から2ゲーム連取するなど健闘。「自分の持っているものを出して、自分なりに満足できる試合だった」。20年東京五輪世代だが、4月の世界選手権団体戦のメンバーに推薦で入る可能性も残されている。「優勝すればチャンスがあると思って、絶対に優勝したかった」と話していた。

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