復帰の渡部暁が日本勢最高の7位 W杯複合個人第10戦

[ 2014年1月18日 00:45 ]

後半距離でゴールした7位の渡部暁斗

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は17日、オーストリアのゼーフェルトで個人第10戦が行われ、インフルエンザから回復したソチ冬季五輪代表の渡部暁斗(北野建設)が日本勢最高の7位に入った。エリック・フレンツェル(ドイツ)が今季4勝目、通算13勝目を挙げた。

 渡部暁は前半飛躍(HS109メートル、K点99メートル)で14位につけ、トップから51秒差で出た後半距離(5キロ)で順位を上げた。前半3位の加藤大平(サッポロノルディックク)は17位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は25位、渡部善斗(早大)は28位だった。

 17日からゼーフェルトで実施される3連戦では、各レースの結果を持ち越し、19日に総合王者を決定する。

 ▼渡部暁斗の話 病み上がりにしてはいい感じ。それなりのレースができた。(回復後は)限られた時間だったが、いい感じに仕上がったのかな。

 ▼加藤大平の話 飛躍ではまずまず飛べた。距離はハイスピードになって苦しかった。短いレースはあまり得意ではないので。(共同)

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2014年1月18日のニュース