【箱根駅伝１区】日体大　36年ぶり連覇へ首位スタート！早大・大迫は失速

[ 2014年1月2日 09:00 ]

第９０回箱根駅伝往路

（1月2日）
　第９０回箱根駅伝は２日午前８時に東京・大手町をスタートした。２日間にわたって神奈川県箱根町との往復１０区間２１７・９キロに２３校が参加。早大・大迫(４年)をはじめ、各校とも１区はエース級をそろえ、序盤からハイスピードなレース展開となったが、日体大が首位で２区にたすきをつなぎ、３６年ぶり連覇へ上々のスタートとなった。

　１区(東京・大手町　読売新聞社前～神奈川・鶴見中継所)のスタート早々、大迫が先頭を引っ張るレース展開になり、その後方を東洋大の田口(３年)らが追走。区間記録更新のベースで進み、５キロ通過時点で遅れだす大学も出始めた。

　１０キロ過ぎで青山学院大の１年生・一色が大迫を抜き、トップに立ちレースを引っ張る形となった。１５キロを４３分２１秒で先頭集団の７校が通過すると、今度は日体大の
山中(２年)が一色に代わってトップになった。
　
　１８キロすぎに序盤にレースを引っ張ってきた大迫が先頭集団から遅れ５位となり、続いて明大も脱落。日体、東洋、駒沢の３強が残った。

　１９・７キロ付近で駒大・中村(３年)がスパートをかけたが、２０キロ過ぎに日体大の山中が抜きかえし、そのまま首位でたすきを２区の本田につないだ。

　２位は１２秒差で駒大、３位は２１秒差で東洋大となった。

▼１区区間順位
１位日体大　２位駒大　３位東洋大　４位　明大　５位早大　６位青学大　７位東海大　８位大東大　９位順大　10位上武大　11位法大　12位日大　13位中央学院大　14位中大
15位山梨学院大　16位帝京大　17位拓大　18位国学院大　19位城西大　20位専大　21位神奈川大　22位東農大　23位国士大　