【箱根駅伝展望】層厚い駒大 史上初「完全3冠」なるか

[ 2014年1月2日 05:30 ]

汗を流す駒大の(左から)窪田主将、村山、中村、油布

 今季2冠の駒大の戦力は分厚い。窪田主将、油布の4年生2枚看板に加え、中村と村山の3年生エースも好調。3冠なら史上4校目だが、課題の山上りさえクリアすれば箱根の往路、復路を制する史上初の「完全3冠」も射程圏内だろう。

 ストップ駒大の1番手は昨年王者の日体大か。故障で出遅れていた本田が順調に回復。前回のMVP服部主将が実績ある5区にエントリーしたのも心強い。出雲は区間2位、全日本は区間1位と好調の2年生・山中の走りも注目だ。選手層の厚さでは東洋大も負けていない。服部兄弟の兄・勇馬は出雲で5区区間新をマーク。ダブルエースの設楽兄弟の起用区間が鍵を握るだろう。また、明大、青学大も走力ある選手がそろっており、ミスなくつなげば面白い。早大は1区大迫の走りで主導権を握れるかどうかが命運を握りそうだ。

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2014年1月2日のニュース